観光情報

信夫文知摺(しのぶもちずり)

Shinobu-mochizuri

かつて都人に珍重され、一世を風靡したと言われる「文知摺絹」の発祥の地であり、「文知摺絹」のみだれ模様が心の乱れを表す歌枕「しのぶもちづり」、「しのぶずり」として広く歌の世界で用いられている文学のふるさとであり、古今集では、河原左大臣・源融が虎女との悲恋を「みちのくの 忍もちずり誰ゆえに みだれそめにし われならなくに」と読み、俳聖松尾芭蕉はこの地を訪れた際に、昔をしのび「早苗とる 手もとや昔 しのぶずり」の句を残しました。

境内には、源融と虎女の悲恋物語に登場する「文知摺石」や芭蕉の像・句碑、ほか沢庵和尚、正岡子規などの句も残されています。

平成14年4月にオープンした「美術史料館・伝光閣」は、旧福島藩歴代藩主奉納絵馬など数多くの文化財を所有、芭蕉の掛軸なども展示しています。

信夫文知摺(しのぶもちずり)

基本情報

  • 住所
    福島県福島市山口字文知摺70
  • 電話番号
    文知摺観音 TEL 024-535-1471
  • 営業時間
    9:00~17:00(冬季は16:00まで)
  • 休業日
    無休(年始3日間は資料館のみ休館)

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