注目情報

パワースポット金華山

  • 牡鹿半島先端の東側に浮かぶ金華山は、恐山、出羽三山と並んで「東奥3大霊場」のひとつ、また「日本5大弁財天」として知られ、「三年続けてお参りすれば、一生お金に困ることはない」という言い伝えがあるパワースポット。
  • 島全体が黄金山神社の聖域となっており、島の人口は住民票登録者は5名。実際は神社職員14名のうち、常時10名が神社を守っている。
  • 金華山には神のつかいとして400頭以上の鹿が生息。参道や境内でも鹿を見ることができる。
  • 2015年には三陸復興国立公園へ編入され、手つかずの自然が多く残っている。
  • 「金華山黄金山神社」が現在開催中の「150周年だヨ!全員集合!みやぎ、さあ、いこう!スタンプラリー」のスタンプスポットとなっている。島に渡る必要があるため難易度の高いスタンプスポットのひとつ。

金華山に行くには?

  • 島に渡るためには、船に乗る必要がある。石巻の鮎川港、女川の女川港から定期船が出ているが、定期船はいずれの港からも現在日曜日のみ運行。鮎川港からは10時30分、女川港からは11時00分の出発となっている。(2022年9月現在)いずれも当日空きがあれば乗船可能だが、事前予約をしておくことをおすすめする。別途、神社の祭事に合わせた臨時便も運行あり。
  • 定期船以外では、海上タクシーにて
    仙台から公共交通機関でそれぞれの港に行けるのか?
  • 鮎川港へは仙台から仙石東北ラインで約1時間。石巻駅からはミヤコーバス(宮城交通)鮎川線にて約1時間15分。10時30分出航に間に合うバスは1本しかないのでご注意を!乗船券売り場は2019年にオープンした観光交流拠点「ホエールタウンおしか」内にある。
  • 女川港へは、仙台から石巻まで仙石東北ラインで、石巻駅で石巻線に乗り換え女川駅まで約1時間40分。女川駅から女川港までは徒歩約10分。観光桟橋には2019年にオープンした「女川町離島航路ターミナル」があり、こちらで乗船手続きができる。

いよいよ金華山上陸!

  • 鮎川港、女川港いずれからも牡鹿半島の先っぽにある金華山までの航路では船中からリアス式海岸特有の景色を眺めることができる。
  • 金華山の港に到着すると黄金山神社までの参道は、急な坂道!でもご安心を。自信のない方は神社入り口までの送迎車があります。健脚自慢の方は、歩いて表参道から境内へどうぞ。本殿に昇る手前には休憩所があるので、こちらでお手洗いと水分補給等も可能です。ここまでくれば150周年デジタルスタンプが押せます!
  • まずは拝殿・本殿へ参拝。石鳥居、随神門をくぐり、石段を上がると、豪華で繊細な彫刻がいたるところに施されている拝殿・本殿が見えてくる。東奥3大霊場としての威風漂う建物である。
  • 次にかなぐい神社へ。入口では恵比寿様、大黒様のブロンズ像が参拝者をお出迎え。ここには大黒様と天神様が祀られている。個人的にはカメのブロンズ像が気に入りました。
  • 次に弁財天奉安殿へ。弁財天像が安置されている八角形の建物。金華山山頂の海の神様「奥院大海祗神社」を遥拝するための施設となっている。
  • 最後に、金華山銭洗弁財天へ。龍の口から流れ出る水で自分の持っている硬貨・紙幣を洗い、お財布に入れて身につけておくことで、ご利益に預かれるとのこと。
  • 以上の行程をゆっくりと巡って、45分程。裏参道から船着き場への道中では、神のつかい鹿がのんびりしている様子が見られる。

金華山参拝のあとは…(石巻編)

おしかホエールタウン

船着き場でもあるホエールタウン内には三陸の海の幸が楽しめるお店が。特に捕鯨が盛んに行われていた地域ならではのくじら料理がおすすめ!クジラ味のアイスも⁉クジラを学べるおしかホエールランドも併設。

月浦

伊達政宗の命を受けた支倉常長がヨーロッパへ出発した場所、またサン・ファン・バウティスタ号を建造した場所。現在は「南蛮井戸」が残るのみだが、ここからローマまで行ったのかと思うと歴史ロマンが感じられる。

石巻まちあるき

石ノ森章太郎の出身地として、「石ノ森萬画館」があるが、石巻駅から石ノ森萬画館への道なりに石ノ森先生のキャラクターが並ぶ「マンガロード」が。モニュメントだけでなく、ベンチやポスト、マンホールなどいたるところに隠れているキャラクターを探すだけでも街歩きが楽しくなります。

変わり種アイス

石巻市の老舗菓子店「風月堂」では三陸の海の幸の変わり種アイスを販売。「あわび」「ホヤ」「三陸うに」「金華サバ」など。前出のクジラアイスも風月堂のもの。

金華山参拝のあとは…(女川編)

シーパルピア女川・ハマテラス

女川港から女川駅に戻る途中にある、シーパルピアと地元市場ハマテラスは、女川の魅力を凝縮した場所。海鮮のおいしいお店や個性的な小売店で賑わっています。工房エリアには「ダンボルギーニ(段ボールで作ったスーパーカー)やギター制作の工房も。

元旦には初日の出がシーパルピアの正面から昇ってくるように設計されている。

震災遺構「旧女川交番」

東日本大震災と津波の威力のすさまじさを今も伝える震災遺構。引き波で建物の杭が引き抜かれ、横転した当時のままの姿が残されている。

女川温泉ゆぽっぽ

震災後にリニューアルした女川駅駅舎2階に併設されている温泉施設。泉質は㏗8.8のアルカリ性で、肌がつるつる・すべすべになる美人の湯。駅舎前には無料の足湯もあり、電車待ちの時間にも温泉が楽しめる。

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